スイス,
2017
Railway track securing
鉄道安全フェンス
このキャンペーンは、自殺危機の状況にある人たちへの介入・サポート措置を増やすことを目的としています。そして第二の部分は、神経的なポイントに関する物理的な防御から成っています。こうした意味で、これまで防護されていなかった鉄道線路部分に沿って300 mの長さのフェンスが建てられました。
Webnetでできたフェンスは、ブラックカラーのおかげで実際には目に見えませんが、非常に高いセキュリティをもたらします。スチールネット構造物は、軽く張っただけで、柔軟な柱と組み合わせられていて、水平方向のガイロープがフェンスによじ登るのを防止します。ステンレススチールは耐食性で、メンテナンスコストを最小限に抑えます。
スイス鉄道会社はこのソリューションが大きな可能性を秘めていると考えています。ヨーロッパ各国で行われている研究やヨーロッパ全体で進められている「RESTRAIL」プロジェクトの調査によれば、物理的障壁は線路への立ち入りを難しくすることによってすでに鉄道線路沿いの危険事故の数を減らしていることが証明されています。この研究結果に呼応するように、2017年はじめにこのフェンスが完成してから、設置された線路部分では一件も事故が起きていません。
詳しい情報は: www.reden-kann-retten.ch と helpguide.org